ケータイ辞書JLogosロゴ 木島村(近世)


新潟県>上越市

 江戸期〜明治22年の村名。頸城【くびき】郡のうち。はじめ高田藩領,天和元年幕府領,貞享2年からは再び高田藩領。村高は,「正保国絵図」147石余,「天和高帳」599石余・新田73石余,「天保郷帳」646石余。用水は,江戸初期から関川上流の月岡村(現新井市)で取水した十ケ村用水を利用。寺院は,西木島に浄土真宗本願寺派真光寺・浄念寺。神社は東木島と西木島の中間に諏訪大明神がある。同社は,はじめ西木島にあったが,神社の占有権をめぐって東木島と西木島の間に争いが多かったので,江戸後期現在地に移したという。神社はほかに経塚神明宮がある。明治12年からは中頸城郡に所属。同15年大火で多くの家が焼失。同21年の戸数80・人口487。同22年下板倉村の大字となる。なお,この前後は木島町とも称した。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7308892
最終更新日:2009-03-01




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