日下村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡岩船郡のうち｡はじめ村上藩領,寛永19年幕府領,正保元年からは再び村上藩領｡村高は,｢正保国絵図｣350石余,｢元禄郷帳｣317石余,｢天保郷帳｣380石余｡天保9年御案内帳によれば,家数41･人数185｡慶応元年村上藩取箇帳では,高389石余,総取米128石余,平銀34匁余,銭722文,大豆4石余･荏2斗余･薪24束･縄5束･葉萱18束･糠28俵余･藁38束余を納めている｡佐藤八郎右衛門は寛文年間から日下組19か村の大庄屋を勤めていた｡神社は神明社･天神社｡寺院は曹洞宗鑑窓寺｡明治22年山辺里【さべり】村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7309135
最終更新日:2009-03-01