ケータイ辞書JLogosロゴ 小黒(中世)


新潟県>安塚町

 鎌倉期から見える地名。越後国頸城【くびき】郡五十公郷のうち。弘長3年の初め頃と推定される年月日未詳の恵信尼書状に「あるいは親も候はぬ小黒の女房の女子,男子これに候うへ」とあり,親鸞とその室恵信尼の間に生まれた女子の1人は当地に嫁いで小黒女房といわれた(親鸞集/古典大系)。戦国期には小黒保として見え,天文15年11月15日付吉田英忠寄進状(賞泉寺文書)によれば「五十公之郷小黒之保安塚」「五十公之郷小黒之保之内下安塚……中安塚」の地の田畠・山屋敷などが賞泉寺に寄進されている。下って,慶長2年の本願寺教如本尊裏書に「越後国頸城郡五十公郷小黒村専敬寺」と見える。また,近世初頭の本願寺教如書状にも「小黒村 七日講中」と見え,専敬寺の取次で小黒村ほか10講中が銀子100目を懇志として本願寺に納めている(専敬寺文書)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7309600
最終更新日:2009-03-01




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