ケータイ辞書JLogosロゴ 小原村(近世)


新潟県>中里村

江戸期の村名魚沼郡のうち田沢村22か村の1つ信濃川右岸の川沿いはじめ高田藩領,天和元年からは幕府領村高は,「正保国絵図」22石余,「天和高帳」「元禄郷帳」ともに27石余天和2年検地では反別7町余,のち宝暦6年新田検地で新たに6町余が打ち出された元禄7年改村鑑によれば,家数4・人数47,馬9鎮守は十二社庄屋は田沢本村に置かれた古くから対岸宮中村との間には渡船場があり,善光寺道の川東通りと川西通りを結んでいた渡し守は小原村に居住していたが,享保16年信濃川の増水により居村流失すると住民は台地上(現在地)へ移住し,渡し守は宮中村へ移った天明4年7か村入会地桔梗ケ原をはじめ,清津川上流から通水する普請が始まるとこれに加わる古くから信濃川で鮭漁があり,年々役銀を上納していた江戸中期以降は田沢村の一部となったと思われるが(天保郷帳),その後も独立して扱われることがあった
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7309806
最終更新日:2009-03-01




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