ケータイ辞書JLogosロゴ 猿馬場新田(近世)


新潟県>新潟市

 江戸期〜明治22年の新田名。蒲原郡のうち。猿ケ馬場新田とも書いた。元禄12年横越組新村年代方角親村付帳(新潟市合併町村の歴史史料編3)は慶長16年開発,本所村枝郷とするが,寛永16年横越島絵図・「正保国絵図」には村名が記載されていない。なお,寛永16年横越島絵図には作兵衛新田が記載されており,あるいはこれが当村にあたるのかもしれないが,確認することができない。新発田【しばた】藩領。村高は,寛文4年迄之高付帳138石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに本所村枝郷として138石余。名主は,貞享5年太兵衛の名が見え,享保5年〜天保年間頃まで国兼家,天保年間頃から安政年間頃まで児玉家,安政年間頃再び国兼家となり,幕末に児玉家と見える。鎮守は諏訪社。寺院は真言宗円海院(明治中期までは円海庵)。明治5年の戸数32・人口222。同12年中蒲原郡に所属。同22年石山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7310164
最終更新日:2009-03-01




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