下一日市村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡魚沼郡のうち｡元和2年長峰藩領,同4年高田藩領,同8年幕府領,寛永元年高田藩領,天和元年からは幕府領｡村高は,慶長3年120石余,｢正保国絵図｣306石余,｢天和高帳｣271石余,｢天保郷帳｣286石余｡天和2年君沢村との間に入会地争論が起きている｡同3年検地では,屋敷数24,反別22町余｡延享4年の家数39･人数182｡文久元年の酒造業2軒･酒造高240石余｡神社は大神宮｡寺院は真言宗法授寺｡ほかに観音堂･薬師堂がある｡明治5年法授寺を仮校舎として一日市小学校が開校｡同12年からは南魚沼郡に所属｡同22年大沼村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7310803
最終更新日:2009-03-01