ケータイ辞書JLogosロゴ 平(中世)


新潟県>栃尾市

 南北朝期から見える地名。越後国古志郡のうち。南北朝期の年未詳12月2日の長尾高景寄進状に,守門神社の神官として「平の大くし(宮司)小二郎」と見える(渡辺謙一郎所蔵文書)。下って天文15年〜永禄3年の間の7月16日,長尾景虎は「料所平村之土貢」を守門神社に寄進しており,当時平村は料所(上杉氏直轄領)であった(同前)。なお,慶長2年12月19日上杉景勝は,平村の内42石6斗4升を守門神社神官主門戸内へ宛行っている(同前)。志賀六郎左衛門が城将の城があったと伝えるが,遺構等未詳。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7311621
最終更新日:2009-03-01




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