土ケ谷村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。古志郡のうち。はじめ春日山藩領,元和6年からは長岡藩領。村高は,「正保国絵図」33石余,「天保郷帳」63石余。瀬替えによって旧流路を新田として開発している。産物は紬・結城の織物と木炭。家数・人数は,元和元年67人,宝永2年13軒・94人,安政5年23軒,明治16年29軒。寺院はなく,神社は諏訪神社・日光神社。戊辰戦争では,村内の山々も戦場となり,各地に土塁が築かれ,戦跡として残されている。同22年上北谷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7312320
最終更新日:2009-03-01