坪池(中世)
戦国期に見える地名越後国魚沼郡のうち京都聖護院門跡道興の紀行文｢廻国雑記｣に,文明18年7月｢壺池といへる里｣にしばし休み,ある人に｢あち酒をすゝむる人もなき宿に水のみわくや壺池の里｣の歌を遣したとある(群書18)年未詳9月18日の上村尚秀書状には｢馬場衆,千石･五郎丸･坪池･舞子･富実･関衆,此ﾊ御供申候｣とあるから,上杉氏に属した一団が居住していたことがうかがわれる(上杉家文書)近世以降,五郎丸村に含まれる
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7312388
最終更新日:2009-03-01