剣村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡刈羽郡のうち｡はじめ高田藩領,天和元年幕府領,貞享2年高田藩領,寛保元年白河藩領,文政6年からは桑名藩領｡村高は,｢正保国絵図｣480石余,｢天和高帳｣765石余･新田47石余,｢天保郷帳｣851石余｡文化年間｢白川風土記｣では東西3町･南北12町･家数68,鯖石川に渡舟1隻あり,隣村への通路とする｡用水は藤井堰東江筋の分流｡修験大正院と山王神社がある｡明治22年日吉村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7312431
最終更新日:2009-03-01