ケータイ辞書JLogosロゴ 中曽根新田(近世)


新潟県>栄町

 江戸期〜明治22年の新田名。蒲原郡のうち。成立は古いが,度重なる氾濫により天文年間に退転し,小古瀬新田の枝郷として寛文年間に再開発されたと伝えるが(中之島組名主遺書覚書),高付けされた中曽根新田としての初見は寛政12年水原郡中組村高帳で,また「元禄郷帳」「天保郷帳」にも当新田名が見えないことなどから,成立は江戸中期のことと推定される。幕府領。村高は,寛政12年114石余,「旧高旧領」127石余。修験の不動院長楽寺があった。鎮守は諏訪社。明治12年南蒲原郡に属す。同21年の戸数30・人口202。同22年小古瀬村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7313122
最終更新日:2009-03-01




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