ケータイ辞書JLogosロゴ 中俣(中世)


新潟県>栃尾市

 戦国期に見える地名。越後国古志郡のうち。文明末年の長尾・飯沼氏等知行検地帳に「中俣」と見え,亀崎雅楽助と中条修理亮(代官太郎右衛門)の領地(上杉家文書)。亀崎の方は「居屋敷付」と記すので当地に住んでいた可能性がある。明応6年7月5日の大関政憲外三名連署役銭注文によると,六郎右衛門尉と北村八郎右衛門が中俣の役銭を折半して,2貫700文ずつ上杉氏に納入している(同前)。なお,永禄3年10月吉日の貫屋家兼売券案に「中野」と見えるのは,当地のことか(京大来田文書)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7313224
最終更新日:2009-03-01




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