ケータイ辞書JLogosロゴ 中箱井村(近世)


新潟県>上越市

 江戸期〜明治22年の村名。頸城【くびき】郡のうち。寛永年間の成立という(和田村誌)。当初は上村といった。はじめ高田藩領,天和元年幕府領,貞享2年からは再び高田藩領。村高は,「正保国絵図」では上村137石余,「天和高帳」154石余・新田63石余,「天保郷帳」195石余。なお,「元禄郷帳」には「古,上村」と注記されている。天和検地帳によれば,家数8(同前)。用水は,江戸初期より,関川上流の月岡村(現新井市)で取水した十ケ村用水を利用。神社は神明宮。寺院は真宗大谷派明福寺。明治12年からは中頸城郡に所属。同21年の戸数27・人口160。同22年下板倉村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7313250
最終更新日:2009-03-01




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