ケータイ辞書JLogosロゴ 西吉谷村(近世)


新潟県>小千谷市

 江戸期〜明治22年の村名。魚沼郡のうち。慶安2年吉谷村が茂左衛門組・助左衛門組の2組に分かれ,元禄年間頃から茂左衛門組が西吉谷村と称するようになったという。幕府領。村高は,「天保郷帳」では624石余。なお,郷帳類では東吉谷村を当村枝郷としている。宝暦5年の家数90・人数458,牛2・馬38(村々様子大概書/石坂家文書)。文政8年の家数159・人数794,社人1,修験1,馬37,鎮守は白山明神,ほかに山王権現・諏訪明神・稲荷明神・五社権現・薬師堂・十王堂がある。また,郷蔵1,用水堰6,土地は黒土・青土交り,稲草は四国・三左衛門・万七・越前餅など,近村への道程は小千谷【おぢや】22町・四ツ子村10町・谷内村12町・時水村10町・藪川村7町,庄屋は茂左衛門,与頭は代右衛門,百姓代は伊右衛門,男は耕作にかかり,女は縮を織る(御手鑑書上/小野坂家文書)。明治12年北魚沼郡に所属。同22年吉谷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7313747
最終更新日:2009-03-01




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