榛島(近世)
江戸期〜明治6年の地名江戸期は新潟町の1町享和元年新潟湊商工業地域図(新潟市史下)によれば,厩島の南に砂州があり,ﾊﾝﾉ木島･ｹﾝｶｲ･ｲﾛﾊ島と見える梨木の栽培に適し秣島とともに梨子島とも呼ばれていた弘化元年当地などに対して鍬下年季5か年を限り町方請として町民に分割貸与され次第に開発が進められた明治元年池仁平など12人が人家の建設を計画し,2,000両を町奉行所に差し出し,同6年宅地とすることを許可されたという(同前)これによって,当地と秣島の地域にまたがって,下大川前通1ﾉ町〜7ﾉ町･礎町通1ﾉ町〜6ﾉ町･礎町通上1ﾉ町･新島町通1ﾉ町〜7ﾉ町･花町･月町･雪町･下大川前通上1ﾉ町･新島町通上1ﾉ町の各町が生まれた
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7314216
最終更新日:2009-03-01