ケータイ辞書JLogosロゴ 東川村(近世)


新潟県>松之山町

 江戸期〜明治22年の村名。頸城【くびき】郡のうち。はじめ高田藩領,天和元年からは幕府領。村高は,「正保国絵図」25石余,「天和高帳」25石余,「天保郷帳」48石余。天和3年の検地では,青苧畑2反余,漆木64本,家数10すべて本百姓,堰1か所。安永9年の新田検地高9石余。天明3年・天保8年飢人夫食米拝借願をしている。松尾神社の社殿は集落に背を向け,豊原峠を向いて建ち,後見【あとみ】権現ともいわれる。その由来に関する神話伝説がある。慶応4年戊辰戦争の時に犬伏宿助郷に150人の出役があった。明治8年小野塚多吉宅を借館した浦田口校分場東川校が開校,同20年簡易科東川小学校となる。明治12年からは東頸城郡に所属。同22年布川村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7314264
最終更新日:2009-03-01




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