ケータイ辞書JLogosロゴ 船越村(近世)


新潟県>岩室村

 江戸期〜明治12年の村名。蒲原郡のうち。元和2年長岡藩領,寛永11年旗本牧野氏知行,文久3年からは三根山藩領。村高は,元和4年御知行目録476石余,「正保国絵図」830石余,「元禄郷帳」90石余,「天保郷帳」411石余。慶安2年の検地後,元禄年間頃までに枝郷として多くの村を分村する。天明7年船越組の全村が徒党を組み,梅田・新谷・北野・鷲木の庄屋宅を打ちこわした。文化7年には船越組で,割元・御蔵がかりなどの不正を糾弾する騒動があり,割元の1人槙田氏が退役し,代わって津雲田村の神保伊左衛門が当村に移って割元を勤めた。明治9年の戸数34(社2)・人数195,馬11,農船7,物産は米68石・小麦25石・小豆4石・大豆60石・菜種18石・藍150貫目(皇国地誌)。明治12年西蒲原郡西船越村と改称。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7314740
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ