ケータイ辞書JLogosロゴ 船山新田(近世)


新潟県>津南町

江戸期の新田名魚沼郡のうち中深見村6か村の1つ信濃川支流の中津川下流右岸地名は船山村地内に新田を開いたことによる明暦3年の開発また,地内の今新田は寛文8年の新開(津南町史)はじめ高田藩領,天和元年からは幕府領村高は,「天和高帳」17石余,「元禄郷帳」では船山村枝郷とあり同じく17石余天和2年検地では,反別田1町余・畑1町余元禄7年改村鑑によれば,家数3・人数36,馬5鎮守は稲荷社・十二天神社(のち明治14年両社が統合され上方神社となる)宝暦5年新田検地では新たに田1反余・畑5町余が打ち出された水不足の土地柄で,文政12年船山大堰が改修されるまでは船山村の余水を用いていた中深見村全体を統括する庄屋が中深見村に置かれ,当村には庄屋が置かれなかった江戸中期に中深見村の一部となったと思われるが(天保郷帳),その後も独立して扱われることがあった
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7314764
最終更新日:2009-03-01




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