ケータイ辞書JLogosロゴ 別所村(近世)


新潟県>板倉町

 江戸期〜明治22年の村名。頸城【くびき】郡のうち。はじめ高田藩領,天和元年からは幕府領。村高は,「正保国絵図」20石余,「天和高帳」48石余,「天保郷帳」59石余。天和3年検地帳(藤巻家文書)によれば,反別は田3町余・畑7反余。幕末に庄屋を勤めた藤巻勘之丞は,南方への関田峠を越える道路の開削に尽力した。峠の頂上に,嘉永3年これを顕彰する碑が建立された。神社は諏訪社。寺院は曹洞宗自省軒。ほかに阿弥陀堂・観音堂・薬師堂・不動堂がある。明治12年からは中頸城郡に所属。同21年の戸数22・人口129。同22年根越村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7314830
最終更新日:2009-03-01




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