ケータイ辞書JLogosロゴ 法定寺村(近世)


新潟県>浦川原村

 江戸期〜明治22年の村名。頸城【くびき】郡のうち。はじめ高田藩領,天和元年からは幕府領。村高は,「慶長国絵図」26石余,「天和高帳」124石余,「天保郷帳」139石余。天和検地では,反別田1町余・畑23町余・山林11町余。明和年間のものと思われる山里蝋実穂村別帳(国立史料館蔵)によれば,定納の山蝋実1升余・里蝋穂15貫882匁のほか,臨時納として里蝋穂823匁を吉木(新井市)の蝋点所に納めている。安永9年の新田検地で新たに14石余が打ち出された。神社は山王神社。寺院は真言宗法定寺。天和検地では,同寺に屋敷地2町余・山1町余・林2反余の除地が書き上げられている。また,同寺は天保14年村中相談の上で真宗大谷派に転宗した。明治12年からは東頸城郡に所属。同21年の戸数37・人口251。同22年月影村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7314872
最終更新日:2009-03-01




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