ケータイ辞書JLogosロゴ 本津川村(近世)


新潟県>栃尾市

 江戸期〜明治22年の村名。古志郡のうち。程川村ともいった(正保国絵図)。はじめ春日山藩領,元和6年からは長岡藩領。村高は,「正保国絵図」41石余,「天保郷帳」56石余。元和9年の田畑比は田が75%を占めており,その中でも上田の占める割合が最も高い。嘉永6年郷御成箇免定割付帳一覧では米納10石余,銀納5匁余(栃尾市史史料集租税編)。主たる産業は稲作,女働きは紬,産物は炭・蕨・さし(守門糸車)。養蚕がさかんで絹織物が織られていた。寛政元年村鑑によると,子馬の肥育が行われていた。家数は,寛文元年12,宝永2年14,安政5年25,慶応年間28。寺院はなく,鎮守は津川神社。明治6年の戸数35(栃尾市史別巻2)。同22年荷頃村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7315018
最終更新日:2009-03-01




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