ケータイ辞書JLogosロゴ 巻村(近世)


新潟県>巻町

 江戸期〜明治22年の村名。蒲原郡のうち。古くは槙町・槙町村といった。元和2年から長岡藩領。村高は,元和4年知行目録1,346石余,「正保国絵図」では槙町村1,616石余,「元禄郷帳」では「古者槙町村」とあり1,517石余,「天保郷帳」2,523石余。慶長5年検地帳には,葉萱場・割前分も含めて分米201石余とある。西川中流域の中心村として,西川左岸に堀山新田・植野新田を分村し,一方で下流域に割前・葉萱場を分村し,本村は鎧潟低湿地を切り開いていった。宝永年間に代官所が設置され,北は真田,南は米納津辺までの郷村支配の中心地となった。郷倉も西川沿いに置かれ,舟運により廻米などの津出しを行っていた。北国街道の脇街道沿いに位置し,六斎市も発展し,近郷村々との往来が多かった。明和6年には巻と漆山で馬市が開かれている(日記書抜御用留)。安永7年村差出帳によれば,家数236・人数1,576,馬70,船66。神社は巻神社・諏訪社・愛宕社・草薙社など。寺院は浄土真宗本願寺派長厳寺・妙光寺・安養寺,真宗大谷派専福寺・正念寺,浄土宗千仏堂。明治6年町会所を仮校舎に小学校が開校,同16年新校舎建築・移転。明治9年の戸数806・人口2,746,漁船9・農業船111,物産は清酒500石・醤油200石・ロウソク500貫・白木綿5,000反・同縞1,500反・唐箕420・土臼205など(皇国地誌)。同12年からは西蒲原郡に所属。同22年巻村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7315082
最終更新日:2009-03-01




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