三桶村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡頸城【くびき】郡のうち｡はじめ高田藩領,天和元年からは幕府領｡村高は,｢天和高帳｣20石余,｢天保郷帳｣24石余｡白髭神社がある｡天和3年の検地では,屋敷数4すべて本百姓｡江戸初期に松口村の志賀家から分家して当村に定住したという(志賀雅雄所蔵文書)｡天明3年･天保8年飢人夫食米拝借願をしている｡慶応4年戊辰戦争の時に犬伏宿へ29人の助郷出役をしている｡明治12年からは東頸城郡に所属｡同22年松之山村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7315360
最終更新日:2009-03-01