向鹿瀬村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡蒲原郡のうち｡会津藩領｡村高は,｢元禄郷帳｣198石余,｢天保郷帳｣229石余｡文化初年頃の戸数は33(上村11･下村22),寺社は竜蔵寺,鹿島神社･帝釈神社があった(新編会津)｡田畑が少ないため,炭焼きや筏に乗った｡文化年間に藩士枝村甚兵衛によって開田が行われた｡明治8年の戸数31･人口215(若松県管内地誌)｡同12年東蒲原郡に所属｡同22年両鹿瀬村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7315737
最終更新日:2009-03-01