安代村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡蒲原郡のうち｡安代新田ともいう｡寛永8年,開発者三本小兵衛の申立てにより検地が行われて成立｡｢元禄郷帳｣｢天保郷帳｣には帯織村枝郷と注記されている｡はじめ新発田【しばた】藩領,寛文2年幕府領,同7年幕府領,宝永元年幕府領,同4年旗本小浜氏知行(沢海【そうみ】陣屋),天明3年幕府領,寛政3年からは再び旗本小浜氏知行｡村高は,｢元禄郷帳｣38石余,｢天保郷帳｣46石余｡明治12年南蒲原郡に所属｡同21年の戸数14･人口87｡同22年四王村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7315963
最終更新日:2009-03-01