ケータイ辞書JLogosロゴ 山室(中世)


新潟県>柏崎市

 室町期から見える地名。越後国刈羽郡佐橋荘のうち。初見は文明18年の「廻国雑記」。京都の聖護院道興が守護上杉房定の招きにより越後府中に下り,同年秋柏崎・やすだ・山むろ・みをけ・しふ川(渋海川)を通り関東に向かう(群書18)。山室は府中から関東へ出る街道筋にあった。「光厳東海和尚録」によると刈羽郡佐橋荘山室保一瀬村に住む僧道栄が文亀元年10月18日に亡母妙徳禅尼の十七回忌の供養を催している。現在,柏崎市山室に小字一瀬がある。山室は北条毛利氏の知行地。天正9年2月北条城が御館の乱に敗れて落城。同年11月上杉景勝は堪忍分として山室を発智善次郎・上村喜左衛門・橋爪二兵衛・同与三右衛門らの家臣に与えた(森山八郎所蔵文書・上杉家御年譜)。また文禄3年2月21日景勝は重臣泉沢久秀を通じて三本与三左衛門に「北条之内山室村」を給与している(歴代古案)。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7316243
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ