ケータイ辞書JLogosロゴ 横根村(近世)


新潟県>入広瀬村

 江戸期〜明治22年の村名。魚沼郡のうち。元和2年三条藩領,同4年高田藩領,天和元年幕府領,文久元年からは会津藩領。村高は,元和4年73石余,天和3年検地帳では本田68石余・新田11石余の計79石余,「元禄郷帳」でも79石余,宝暦6年新田検地高100石余を加えて180石余,文政7年新田検地高1石余を加えて182石余となり,「天保郷帳」でも182石余。戸口は,宝永4年宗門帳(宮家文書)15軒・167人,延享3年30軒・240人,天保4年68軒・304人(横根区有文書)。鎮守は守門神社。宝暦5年村明細帳によれば,男は農間に諸材木・鼻かまず船を切り出して四日町村で売り,女は白布・紬を織り出して堀之内村で売り,稲の品種は姫鶴・白津軽など5種,畑には自給用の粟・稗・そば・大豆・小豆・里芋・大根を栽培する。明治12年北魚沼郡に属す。同22年高根村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7316404
最終更新日:2009-03-01




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