ケータイ辞書JLogosロゴ 吉野屋村(近世)


新潟県>栄町

 江戸期〜明治22年の村名。蒲原郡のうち。はじめ新発田【しばた】藩領,寛政元年からは幕府領。村高は,「元禄郷帳」489石余,「天保郷帳」543石余。明和7年大面組郷帳では家数61・人数522。文化12年石瀬代官所の移転問題から誘致に乗り出し,月岡・加茂・松野尾村などと争ったが,移転は沙汰止み,出雲崎代官所の支配に入る。石動神社がある。修験天平寺は元禄11年御堂ケ原から権現山頂へ遷座。「権現様」といわれて医薬の神として遠近から参詣者が多く,7月12日夏祭宵宮の灯籠押しは夏の風物詩。明治12年南蒲原郡に所属。同17年大面学校から分離して吉野屋学校が設立されたが,同19年閉鎖。同21年の戸数97・人口717。同22年大潟村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7316546
最終更新日:2009-03-01




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