四ﾂ屋村(近世)
江戸期〜明治初年の村名頸城【くびき】郡のうち高田平野北西部,関川下流左岸村田清左衛門所持書物抜写によれば,天正7年,前関東管領上杉憲政と上杉景虎の子道満丸は上杉景勝に和議を申し入れるため春日山城に向かったが,その途中,｢四屋之城｣において景勝の兵に殺害されたという(上杉家古文書)はじめ高田藩領,天和元年幕府領,貞享2年からは再び高田藩領村高は,｢正保国絵図｣177石余,｢天和高帳｣163石余,｢天保郷帳｣165石余なお,｢旧高旧領｣には四ﾂ屋分と見える奈良期のものと推定される四ﾂ屋遺跡がある明治初年大豆村の一部となったと思われる
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7316612
最終更新日:2009-03-01