ケータイ辞書JLogosロゴ 秋久佃(中世)


富山県>井波町

南北朝期に見える地名礪波【となみ】郡高瀬荘のうち高瀬荘は東大寺領であり,秋久は領家佃の名である康永3年2月の「高瀬庄田地目録」によれば,同荘は126町4反30歩であったが,神田・経田・寺田が69町もあり,これらの占める割合が大きいのが特徴である秋久佃は10町であったが,神田等が設定されており,反別1石2斗代を納めたのは8町6反半20歩であったまた康永4年10月11日の日付のある「高瀬荘納帳」によれば,寅の年分として秋久からは平民分と同じく五節供の白酒1瓶,サカナ1が納められていたことがみえる高瀬荘は現在の井波町高瀬付近にあたるが,秋久佃の位置は不明
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7316882
最終更新日:2009-03-01




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