ケータイ辞書JLogosロゴ 穴水村(近代)


石川県>穴水町

 明治22〜36年の鳳至【ふげし】郡の自治体名。川島・大町・七海【しつみ】・北七海・内浦・平野・此木【くのぎ】・天神谷・麦ケ浦9か村が合併して成立。旧村名を継承した9大字を編成。明治22年村役場を大字川島に設置。明治22年の戸数505・人口2,495。同23年川島登記所が,輪島区裁判所穴水出張所と改称され,同24年大字大町有志の寄付金により,大町に庁舎を新築。同25年穴水尋常小学校を大字川島に置き,川島・大町・天神谷・此木・平野をその通学区域とした。同じく北七海には北七海尋常小学校を置き,北七海・七海・内浦・麦ケ浦を通学区域とした(鳳至郡誌)。同27年ポンプを1台購入し,消防組を設置。同30年輪島警察署管轄の穴水分署が穴水警察署となる。同33年穴水銀行創立。明治初年以来,大字大町・川島の本通りで10月中旬に「赤もん市」が開かれ,毎月2の日には「二の市」が大町市姫通りで開かれた。明治後半からは7の日にも市が立ち,月に6度のにぎわいを見せた。このころから市場の中心は大町から川島へと移動。明治36年穴水町となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7322891
最終更新日:2009-03-01




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