ケータイ辞書JLogosロゴ 甘田村(中世)


石川県>志賀町

 戦国期に見える村名。羽咋郡のうち。大永6年10月の気多社年貢米銭納帳に初見。3町6反の社領に対して15貫65文の年貢が課せられ,ほかに「霜月鵜祭ノ役」として100文を負担している。続く天文17年2月20日の気多社年役注文では,社領1町4反・年貢米35俵,年貢銭3貫920文となっており,天正5年11月1日気多社免田記にも,「あまた村」に対する課徴分として神官方20俵・衆徒方36俵が見える(以上気多神社文書)。現在の志賀町大字甘田(もとの犱谷)・岩田・坪野・宿女付近に比定される(能登志徴・郷土辞彙)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7322904
最終更新日:2009-03-01




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