ケータイ辞書JLogosロゴ 飯之山村(近世)


石川県>羽咋市

 江戸期〜明治22年の村名。能登国羽咋【はくい】郡のうち。加賀藩領。寛文10年村御印の村高397石,免6ツ3歩,山役426匁・鳥役6匁・苦竹役14匁・鍛冶役56匁・室役60匁・紺屋役60匁・油役14匁・酒役10匁。当村に内浦街道の宿駅が設置され,越中往来の追分宿としてにぎわった。伝馬役銀199匁。4間に10間の作食蔵1棟があり,元和6年以来,鍛冶3人屋敷拝領高1石5斗があった(酒井家文書)。寛永6年の家数146。飯山神社は,当村の東部高台にあり,天照大神,豊受大神を祀り,建御名方神を合祀する(神社明細帳)。曹洞宗長松寺は未進高2石8斗。明応7年旨淵の開基(羽咋郡誌)。真宗本願寺派正光寺は未進高4石8升で明応2年祐西の開基(寺社由来)。明治5年石川県に所属。同22年北邑知【きたおうち】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7323201
最終更新日:2009-03-01




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