ケータイ辞書JLogosロゴ 大海川尻村(近世)


石川県>押水町

 江戸期〜明治22年の村名。能登国羽咋【はくい】郡のうち。加賀藩領。寛文10年村御印の村高25石,免3ツ6歩,山役72匁・鳥役1匁。嘉永5年の村高32石余,新開高13石余。寛文11年の百姓数4,文化3年の家数7(百姓4・頭振3)・人数53,馬数4。嘉永5年の押水組巨細帳によると,立地は「里方村」に属し,麦などの農作物のほか菜種を栽培し,農間余業では縄・楮・苧絈を産し,網引猟を行う(押水町史)。小物成に漁業関係がなく,海に近いとはいえ農村の性格が強い。入会山は宝達【ほうだつ】山。用水は大海川を利用。鎮守は八幡社。明治5年石川県に所属。同22年北大海村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7323761
最終更新日:2009-03-01




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