青野木村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡越前国坂井郡のうち｡はじめ福井藩領,貞享3年幕府領,文政3年からは再び福井藩領｡村高は,｢正保郷帳｣に田方601石余･畑方31石の計632石とあり,｢元禄郷帳｣｢天保郷帳｣｢旧高旧領｣とも同高｡なお,｢旧高旧領｣には青ﾉ木と記されている｡文化4年宗門人別帳によれば,家数25(本百姓21･水呑3など)･人数114｡明治4年福井県,以降足羽【あすわ】県,敦賀県,石川県を経て,同14年福井県に所属｡｢足羽県地理誌｣には,戸数24･人口116(男60･女56),田30町7反余･畑1町1反余,物産として綿･菜種が記されている｡同17年滝村外9か村連合戸長役場に属する｡同22年細呂木村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7328920
最終更新日:2009-03-01