ケータイ辞書JLogosロゴ 赤尾(中世)


福井県>芦原町

 鎌倉期から見える地名。越前国坂北郡坪江郷のうち。河口荘綿両目等事に載せる永仁5年2月の坪江下郷検注目録に「赤尾 四丁九反三百歩」と見える(北国庄園史料)。大乗院尋尊筆の坪江下郷三国湊年貢夫役等事にも同様に記され,分銭6貫479文とある(同前)。天正11年8月4日丹羽長秀は鶴見与右衛門に「伊賀分赤尾内」100石を,同13年閏8月22日には堀秀政が多賀源介に「赤尾村」233石4斗8升9合を宛行った(多賀家文書)。慶長国絵図では坪江下郷の二面【ふたおもて】方に属し,慶長3年の古検地帳写(土屋家文書)では田16町余・畑2町余。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7328932
最終更新日:2009-03-01




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