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- 犬丸名(中世)とは
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![]() | 犬丸名(中世) 鎌倉期に見える名【みょう】の名若狭国三方郡のうち文永2年11月の若狭国惣田数帳案の国衙領のうちに11町4反の田地をもつ別名として見え,河成・不作・日吉宮の除田を除く定田9町2反180歩に所当米42石余が課せられている(京府東寺百合文書ユ)犬丸名には向笠入田1町7反30歩を除くという注記があることから,もとは三方郡向笠にも名田があったとみてよい元徳2年の三方郡織田荘山東郷実検田地名寄帳に犬丸名20町1反60歩があるが(明王院文書),この犬丸名もその田積の大きいことから見て,別名犬丸名の一部が織田荘の荘田化された部分かと考えられる現在の美浜町から三方町にかけての地域に比定される |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」