ケータイ辞書JLogosロゴ 芦垣(近代)


山梨県>上野原町

 明治後期・大正期〜現在の大字名。はじめ甲東村,昭和30年からは上野原町の大字。もとは甲東村の一部。従来山間の小村であり交通の便も悪かったが,明治24年桂川に沿って上野原〜鳥沢間に新道(通称川辺通り)が開かれると,甲州街道は衰退し,芦垣など旧甲東村の地域はさらに近代化から取り残された。しかし,昭和37年に始まった中央自動車道の建設工事はこの地域に大きな影響を与えた。これより先昭和29年9月上野原とこの地域を結ぶバス路線の開通と,自家用車の普及は,当地域を次第に変容させることとなり,畑作を中心とする農家の兼業化を進展させた。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7334988
最終更新日:2009-03-01




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