ケータイ辞書JLogosロゴ 御納戸小路(近世)


山梨県>甲府市

 江戸期〜明治初年の小路名。甲府城下の武家屋敷地の1つ。甲府城の北の郭外に位置し,西は二ノ濠,北は三ノ濠の一端,東は藤川に接する。宝永2年,甲府城主となった柳沢吉保は当地に服部半平ら納戸役の屋敷を与え,その後享保9年幕府領となった際に甲府勤番の屋敷地が設置された。この勤番屋敷地の設置は,郭外に居住する勤番士の屋敷替要求により実施されたものであるが,嘉永2年作成の甲府絵図に見える別所・曽谷・豊前・大竹・清野・飯高・加藤各氏の武家屋敷地のうち,当時の甲府勤番の御納戸役とみられるものは清野求馬1人であり,幕末期には納戸役以外の役職をもつ勤番士の屋敷地になっていたことが知られる。明治初年には甲府城の無血開城などにより御納戸小路の勤番士は2,3人を残してほとんどが四散し,同4年の山梨県の成立にともない空屋敷は払下げとなった。明治初年古府中村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7335463
最終更新日:2009-03-01




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