ケータイ辞書JLogosロゴ 草塩村(近世)


山梨県>早川町

 江戸期〜明治7年の村名。巨摩【こま】郡のうち。西河内領に属す。早川入18か村の1つ(国志)。はじめ幕府領,のち甲府藩領,享保9年からは幕府領(はじめ上飯田代官所,天明7年から市川代官所)。村高は,「慶長古高帳」47石余,寛文11年検地67石余,延宝検地および「宝暦村高帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ではともに62石余。延宝検地では山畑・山下畑の手直しが行われたが,当村ではとくに山畑に重点がおかれ,耕地面積は6町7反余の減となり,それに石盛の変動が加わり,5石6斗余が引き下げられた。早川入の諸村では,この慶長検地から寛文・延宝両検地に至る間の村高の変動が激しいが,当村はこの中では比較的小さい変化にとどまった。文化初年の戸数42・人口187(男92・女95),馬12(国志),神社はなく,寺院は曹洞宗直指山宝伝寺がある。明治4年山梨県に所属。同7年都川村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7335831
最終更新日:2009-03-01




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