呉地(中世)
戦国期に見える地名都留【つる】郡のうち15世紀末〜16世紀初頭の成立とみられる｢日蓮聖人註画讃｣によれば,日蓮は弘安5年9月8日に身延山を出発し大井･曽禰･黒駒･河口を経て,13日呉地に泊り,竹下･関本･平塚･瀬野･千束郷(武蔵荏原郡)を通り,鎌倉に入ったとある呉地は河口(現河口湖町)と竹下(現静岡県小山町)の間にあるので,現在の富士吉田市上暮地･西桂町下暮地付近に比定される
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7335886
最終更新日:2009-03-01