下石田村(近世)
江戸期〜明治7年の村名｡巨摩郡のうち｡中郡筋に属す｡はじめ幕府領,のち甲府藩領,享保9年からは幕府領(｢旧高旧領｣では甲府代官所)｡村高は,｢慶長古高帳｣426石余(ほかに八幡領1石余),｢宝暦村高帳｣461石余,｢天保郷帳｣462石余,｢旧高旧領｣463石余(うち八幡宮領1石余)｡文化初年の戸数24･人口108(男50･女58),馬3,北の荒川を越えて青沼町へ7町は河内路でこれを新路といい,古道は村内から東の高畑村に通じ,地内の寺社には浄土宗皆宝山清泰寺･薬王山浄林寺,八幡宮があった(国志)｡明治4年山梨県に所属｡同7年豊住村の一部となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7336195
最終更新日:2009-03-01