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二宮荘(中世)


 室町期に見える荘園名...

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[最終更新日:2009-03-01/JLogosid:7336932]
関連項目: 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世) 

角川日本地名大辞典(旧地名編)

日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。

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二宮荘(中世)

 鎌倉期~戦国期に見える荘園名

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

二宮荘(中世)
南北朝期から見える荘園名中間荘の別称か伯耆【ほうき】国会見【あいみ】郡のうち二宮荘として見える史料的初見は応安3年3月27日山名時義安堵状(相見顕栄氏所蔵文書/県史2)で,「以当国二宮庄内狭少下地所令寄附」とある当荘が中間荘の別称であったことは,天文11年10月9日山名豊興書下(「伯耆志」所収瑞仙寺文書/県史2)に「伯耆国会見郡中間庄久坂村之内,御寺領七十石」とあり,また天正13年5月16日旧瑞仙寺鐘銘(同前)に「西伯州会見郡二宮之庄久坂山瑞仙寺」とあって両者の荘域が重複することから知られよう二宮荘なる荘名はそれが伯耆国二宮周辺にあったところから生まれたものと推定され,二宮なる呼称は永万元年6月神祇官諸社年貢注文(永万文書/平遺3358)に「伯耆国 一宮莚百枚 二宮五十枚」と初見する二宮とは伯耆国一宮倭文神社につぐ国内第2位の政治的地位を占める神社の意で,「伯耆志」は尾高大神山神社をこれにあてている従うべき見解であろう文永6年11月10日卜部兼文勘文(続左丞抄)には「永久元年四月廿一日,伯耆国第二鎮守会見宮神殿御躰等焼亡」とあって,ここにいう第二鎮守=会見宮は相見八幡宮のことを意味するのではないかとも考えられなくはないが,さきの二宮荘(中間荘)の荘域から考えて,ここにいう「会見宮」とは会見郡にある二宮(大神山神社)の意と考えるのが妥当であろう大神山神社はかつての式内社の1つで,平安末期倭文神社が伯耆国一宮の地位を得るに際し,西伯耆地域の要として伯耆国二宮の地位を与えられたのであろう文明4年2月23日山名之定寄進状(瑞仙寺文書/県史2)にも「伯耆国会見郡二宮庄福万分本領之山内」と見え,諸史料によってみるとその領域は泉・尾高を中心に米子市日下・福万から淀江町小波・中間に及ぶ広大なものであったと推定される...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

二宮荘(中世)
南北朝期から見える荘園名中間荘の別称か伯耆【ほうき】国会見【あいみ】郡のうち二宮荘として見える史料的初見は応安3年3月27日山名時義安堵状(相見顕栄氏所蔵文書/県史2)で,「以当国二宮庄内狭少下地所令寄附」とある当荘が中間荘の別称であったことは,天文11年10月9日山名豊興書下(「伯耆志」所収瑞仙寺文書/県史2)に「伯耆国会見郡中間庄久坂村之内,御寺領七十石」とあり,また天正13年5月16日旧瑞仙寺鐘銘(同前)に「西伯州会見郡二宮之庄久坂山瑞仙寺」とあって両者の荘域が重複することから知られよう二宮荘なる荘名はそれが伯耆国二宮周辺にあったところから生まれたものと推定され,二宮なる呼称は永万元年6月神祇官諸社年貢注文(永万文書/平遺3358)に「伯耆国 一宮莚百枚 二宮五十枚」と初見する二宮とは伯耆国一宮倭文神社につぐ国内第2位の政治的地位を占める神社の意で,「伯耆志」は尾高大神山神社をこれにあてている従うべき見解であろう文永6年11月10日卜部兼文勘文(続左丞抄)には「永久元年四月廿一日,伯耆国第二鎮守会見宮神殿御躰等焼亡」とあって,ここにいう第二鎮守=会見宮は相見八幡宮のことを意味するのではないかとも考えられなくはないが,さきの二宮荘(中間荘)の荘域から考えて,ここにいう「会見宮」とは会見郡にある二宮(大神山神社)の意と考えるのが妥当であろう大神山神社はかつての式内社の1つで,平安末期倭文神社が伯耆国一宮の地位を得るに際し,西伯耆地域の要として伯耆国二宮の地位を与えられたのであろう文明4年2月23日山名之定寄進状(瑞仙寺文書/県史2)にも「伯耆国会見郡二宮庄福万分本領之山内」と見え,諸史料によってみるとその領域は泉・尾高を中心に米子市日下・福万から淀江町小波・中間に及ぶ広大なものであったと推定される...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

二宮荘(中世)
 南北朝期から見える荘園名...

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二宮荘(中世)
 鎌倉期~南北朝期に見える荘園名...

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二宮荘(中世)
 戦国期に見える荘園名...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

二宮荘(中世)
 鎌倉期に見える荘園名...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

二宮荘(中世)
鎌倉期に見える荘園名長門【ながと】国豊浦郡のうち長門二宮忌宮神社とその社領を総称したものと推定される元寇に際してその一部が警固所に寄せられていたものらしく,嘉暦元年になって忌宮に還付された同年12月20日付の関東御教書に「二宮庄内守護分領事」と見え,「如元為社家一円進止之地」とされているこの関東御教書をうけて翌嘉暦2年6月12日付で長門探題北条時直の御教書が二宮大宮司宛てに出されている(忌宮古文書・武内大宮司古文書/忌宮神社文書)その後,建武3年3月日付の一宮大宮司貞近并供僧神官等申状案によれば,「二宮庄」は嘉暦元年返付の御教書を得たにもかかわらず,なお一宮神領は興行されていないと訴えている(住吉神社文書/住吉神社史料上)...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

二宮荘(中世)
南北朝期に見える荘園名周防【すおう】国佐波【さば】郡のうち文和元年12月22日,足利義詮は出雲国加賀荘の替所として「二宮庄地頭職〈金子孫六跡〉」を東福寺へ寄進し,翌年正月18日に幕府は大内民部大夫(弘道)に命じてそれを沙汰付けている(前田家所蔵文書/大日料6-17)当荘は東福寺領得地保に隣接するか混在しているかしていたために東福寺へ寄進されたのであろう現在の徳地町内出雲神社(二の宮)周辺部に比定されるが,具体的には不詳である...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

二宮荘(中世)
南北朝期に見える荘園名三河国のうち元弘3年頃と推定される足利尊氏・同直義所領目録に「二宮庄」と見え,当荘の地頭職は鎌倉末期に北条氏領であったが,幕府の滅亡により足利尊氏に新恩として給された(比志島文書/神奈川県史資料編3上)比定地未詳...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

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