ケータイ辞書JLogosロゴ 竜地宿(中世)


山梨県>双葉町

 戦国期に見える宿名。巨摩【こま】郡のうち。戦国期と推定される5月日付の竜地宿宛武田家印判状写(明石伸夫氏所蔵文書/甲州古文書2)に「一竜地新町屋敷所年貢等事」とある。これは,もとの竜地宿のほかに竜地新宿(新町)をたてることを武田氏が許可したもので,新町においては屋敷所年貢のほか,「諸役」「押立棟別」も免除され,新町の保護を命じている。なお「国志」の竜地村の条には「武田信玄ノ時,地蔵原ニ竜地新町ヲ建テ,屋敷百二十三所年貢諸役ヲ免許セラル,反別ナシ」と見える。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7337547
最終更新日:2009-03-01




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