ケータイ辞書JLogosロゴ 六方小路(中世)


山梨県>甲府市

戦国期に見える地名山梨郡府中のうち「武田家過去帳」には「甲州府中六方小路住人建立之 下条讃岐守 元亀二年〈辛未〉九月廿一日」と見えるのをはじめとして「甲州府中六方小路原隼人祐次男宗一郎昌弘」「府中六方小路塚原但馬守殿」などとあり,当地には武田氏の重臣の屋敷があったことが知られるさらに,職人も居住しており,永禄11年と推定される戊辰6月28日の武田家印判状では,「六方小路番匠 孫三郎」の家1間分の普請役が免除されている(旧府中大工町六左衛門所蔵文書/甲州古文書1)武田氏時代の明確な位置は不明であるが,「国志」や嘉永2年の甲府絵図によれば穴山小路の西側,現在の甲府市朝日4丁目の付近ということになるか
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7337550
最終更新日:2009-03-01




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