ケータイ辞書JLogosロゴ 荒井村(近世)


長野県>伊那市

江戸期〜明治6年の村名伊那郡のうち天竜川上流右岸に位置し,北に支流小沢川が流れるまた小黒川上流の山麓に飛地内ノ萱がある高遠【たかとお】藩領西伊那部村の一部郷帳類では西伊那部村にまとめられているが,「県町村誌」によれば,享保20年西伊那部村は荒井村と西町村に分かれた元禄3年の検地による高714石余,寛延元年小沢村171石余と平沢横山村186石余が村分けされ,当村は357石余となった(荒井区六十年の歩み)嘉永3年の人別書上帳によれば,家数88・人数430,馬30古い地名に小室・大芦・大坊があり,寛弘2年開基という天台宗円福寺に残る天正9年卯月5日の武田勝頼宛行状に「伊那辺之内大蘆之大坊分」とあり(円福寺文書/信史15),また文化8年伊能忠敬測量の際に差出した西伊那部村の書上(荒井区六十年の歩み)に,当村枝村として小沢村・平沢村・横山村のほか小室村6軒・大坊村10軒・内萱村8軒の記載がある明治4年高遠県を経て筑摩県に所属同6年西伊那部村に復す
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7337746
最終更新日:2009-03-01




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