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- 荒町(近世~近代)とは
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荒町(近世~近代) 江戸期~現在の町名江戸期は仙台城下町方二十四町の1つ明治11年宮城県仙台区に所属同22年からは仙台市の町名寛永4~5年頃に,仙台城下御譜代町の1つである本荒町(現在の一番町1~2丁目)が侍屋敷となった際,毘沙門堂前の当地に移転して成立毘沙門堂は寛永3年に北目(郡山4丁目)から移されていたと伝える江戸道中(奥州街道)沿いの商人町麹【こうじ】専売・麹室御免の町であった麹が夏には製造休止であったため,江戸期にはうちわ,特に渋団扇製造の内職が知られていた(物産沿革)「封内風土記」によれば宅地92,市人1,133(うち男615・女518)嘉永5年の「宗門改」によれば人頭132・人数727(うち男359・女368)東西に向かう街路の北側に寛永3年北目から移転したと伝える毘沙門天堂,真言宗金光山満福寺,曹洞宗天苗山皓林寺,南側に寛永13年11月再建の日蓮宗法竜山仏眼寺,曹洞宗奕葉山昌伝庵などがあり,城下の防衛面からも重視されていた |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」