ケータイ辞書JLogosロゴ 石井村(近世)


長野県>丸子町

江戸期〜明治8年の村名小県【ちいさがた】郡のうち千曲川と同川支流依田川の合流点付近に位置する地名の由来は,段丘崖下にある湧水石井清水によるという(丸子町地域開発史)元禄年間頃までに塩川村から分村して成立小諸藩領村高は,「元禄郷帳」73石余,「天保郷帳」156石余,「旧高旧領」237石余宝暦10年の領内村々人別帳(県史近世史料2-1)によれば,人数122(男66・女55・山伏1)とある比高差約10mの塩川面の段丘崖が存在する寺社は氏神石井神社,ほかに薬師堂があったが明治6年廃寺となった明治4年小諸県を経て長野県に所属明治元年には本村と西村の2集落があり,家数50余戸を数えたが,同7年の大屋舟橋の完成などにより次第に交通の要所となり,北国脇往還より依田窪地方・佐久地方や松本および諏訪地方への玄関口として急速に発展した同8年塩川村の一部となる
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7337872
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ