ケータイ辞書JLogosロゴ 西堀村(近世)


長野県>岡谷市

江戸期〜明治7年の村名諏訪郡のうち諏訪湖へ注ぐ横河川下流右岸に位置する古くは東堀村と合わせて堀の内と称し,横河川により東西2村に分けられたため,西堀の内とも呼んだ高島藩領村高は,「慶長高辻」212石余,「正保書上」も同高,「元禄郷帳」で小梅沢村を分けて208石余,「天保郷帳」で同村を合わせて212石余,「旧高旧領」235石余享保18年の絵図には,横河川から引かれた水路が集落の中を通っており,主として飲料水としたらしい寛政4年名主武居五兵衛は,砥川を水源として東山田村から東堀村を経て,横河川東岸一帯の秣地に砥川新汐を引いた五兵衛汐と呼ばれる流路は約6km,分流を合わせると延長20kmに及び,灌漑面積は本掛11万坪・分掛10万坪に及んだ鎮守は八幡社明治4年高島県を経て筑摩県に所属同7年平野村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7340867
最終更新日:2009-03-01




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