ケータイ辞書JLogosロゴ 芥見荘(中世)


岐阜県>岐阜市

 鎌倉期から見える荘園名。美濃国各務郡のうち。「曼殊院文書」承元2年11月の権大僧都承信から大納言僧都への譲状に「美濃国芥見庄事」と見え(鎌遺1766),「吾妻鏡」寛元3年5月7日条には,「懸物年紀」について当荘を山田郷に付したとの記事が見える。室町期には,領家職が石清水八幡宮寺別当家の手中にあり,永享3年正月8日,安芸上座御房が当荘領家(60貫方)・岩滝郷の領家職・代官職に補任されている(石清水八幡宮文書)。その後康正2年の造内裏段銭并国役引付では,地頭は土岐一族の屋代源蔵人で,段銭4貫666文を出している。戦国期に入り,年未詳7月20日付の斎藤道三書状写では「日野郷并大同寺領芥見領家方」のうち60貫文が今枝弥八に宛行われており(金沢市立図書館所蔵文書),天文20年には道三から常在寺へ,元禄7年には織田信長から同寺へ,それぞれ「芥見村之内清水領」等が寄進されている(常在寺文書)。なお,当荘は一時鷲見氏が領していたものか,「長善寺文書」のうちに「芥見庄長山彦五郎以御判紙永賜之,本主山河判官返賜之」と見える年月日未詳の所領控がある。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7342331
最終更新日:2009-03-01




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